ユーゲント日誌


スポンサーサイト - --年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


--/--/-- --:--



記事掲載のお知らせ - 2008年10月14日
10月11日の読売新聞の朝刊にユーゲントの記事が掲載されました。

全国版なので地域により若干掲載ページに変動がありますが、くらし・教育面の勝方信一さんの連載「教育現論」の中に掲載されています。今回は農村プロジェクトについて取り上げられています。

(以下引用)

故郷に響け、僕らの楽団

 「春の山は、木々の芽吹きで山吹色。夏の空は、少し湿気がある感じで、白みがかっている。秋の空はからっとして、上まで抜けている。冬、雪が降り積もると音が消え、静けさのあまり耳鳴りがするほどです」

 埼玉大教育学部2年竹内和也さん(20)が語る故郷の風景だ。農村の季節の移り変わりがありありと伝わってくる。

 竹内さんの故郷は長野県上田市武石。美ヶ島高原の山裾に位置し、一昨年、同市に合併するまでは、武石村と呼ばれていた。その武石地区で先月中旬、小さなコンサートが開かれた。竹内さんが、首都圏の大学生、社会人による市民オーケストラ「ユーゲント・フィルハーモニカー」に呼びかけ、実施された。

 竹内さんは、地元の中学で吹奏楽部、高校で室内楽班に入り、コントラバスを弾いていた。高校では、全日本高校選抜オーケストラフェスタ(全日本高校オーケストラ連盟、日本青年館主催、読売新聞社など後援)に出場した。大学に入学すると、フェスタ経験者を中心とするユーゲント・フィルハーモニカーに迷わず参加した。武石公演は、郷里と都会での音楽仲間という竹内さんにとって大切な二つの世界が結びついたものだった。

 レンタカーに分乗して武石にやってきた音楽仲間19人は初日、竹内さんの母校の中学で、後輩の吹奏楽部員と交流した。3ヶ所の老人ホームで演奏した。2日目は、農村都市交流事業を薦めている地域団体「信州『せいしゅん村』」の紹介で農業体験をした。そして3日目は、公民館でコンサート。案内は有線放送で流された。フルオーケストラの「荒城の月」や「浜辺の歌」に涙ぐむお年寄りもいた。

 竹内さんは「故郷の人にフルオーケストラの音楽を届け、仲間のみんなには故郷を見てほしかった」と振り返る。市教委や地域自治センターに協力を求め、老人ホームへの連絡は介護職員の母親に頼んだ。

 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」と、室生犀星の詩にある。若い時、故郷否定、故郷喪失の感情を抱くことがある。それは成長への一つのステップかもしれない。だが、竹内さんの行動も新鮮だ。こんな故郷との向き合い方もあるのか、と考えさせられた。素直に故郷を愛し、何かできることは、と考えられるのは幸せな関係だ。

 同フィルハーモニカーが掲げる理念に「『社会にオーケストラがどのように貢献できるか』を模索していきたい」とある、武石でのコンサートは、その体現だった。メンバーは、養護学校や動物園でも演奏している。高校の部活で知り合った人たちの活動の輪が広がりつつある。

一昨年に続き大変素晴らしい記事を書いてくださった勝方さんにこの場をおかりして感謝の意を表したいと思います、ありがとうございました。

ユーゲント創設当初から掲げていた理念が、少しずつ実を結びつつあります。これからも「音楽になにができるか」を考えながら、団員一同幅広い活動を行っていきたいと思います。

by taxi

スポンサーサイト

2008/10/14 17:41 | コメント(0)



農村プロジェクト報告 - 2008年10月12日
農村プロジェクトが無事終了しました。

今回プロジェクトの中心となって動いてくれた竹内君に今回のプロジェクトを振り返った文章を寄稿してもらったので、ここに紹介したいと思います。

「農村プロジェクトを終えて」   竹内和也

 今回、初めて「農村プロジェクト」と名を打ち企画を進めてきましたが、正直、「成功するのか、良いものができるのか」と不安であるとともに、プロジェクト自体が初めて実行されること、前例がないなど、大きな緊張感がありました。なかでも演奏会に地域の方々が来て下さるのかが一番不安でした。武石は田舎の小さな村です。多くの演奏会がおこなわれるわけでもなく、ましてやクラシックのコンサートとなると、集客にはなかなか足を運びにくいのではないかとの懸念もありました。

 しかし、そのような不安や緊張感は一瞬にして拭われるものとなりました。最終日の演奏会には多くの地域の方々にご来場いただき、よい演奏会にすることができたと思います。

 初日に管楽器のメンバーが伺った依田窪南部中学校では、音楽を通して中学生持前の若さを感じるとともに、部員みなさんの音楽にかける熱い情熱を感じることができ、私たちの音楽への姿勢に良い刺激となりました。また、弦楽のメンバーが伺った老人ホームでは施設利用者の方には予定を変えてまで受け入れていただき、皆さんに弦楽の響きを味わっていただきました。

 2日目の「信州せいしゅん村」主催の「ほっとステイ」に参加しました。ここでは武石地域の各家庭に入り、間引きや収穫作業のお手伝いをさせていただきました。そのお手伝いを通して、農村の人々の温かさに触れると同時に、「自然に触れる」という言葉通りの体験をすることができました。

 そして最終日に行った演奏会「里の秋コンサート」には多くの方々に足を運んでいただき、私たちとしてもとても満足する演奏会をすることができました。来年、2009年にも同様の企画を武石地域で行わせていただく予定です。今回で得られた反省を活かし、さらに良い交流を、良い演奏会を届けられるよう努力していきたいと思っています。

 このような体験に加え、3日間という短い日数でしたが武石地域で暮らすことで、農村の雰囲気や自然、人の温かさ、独特のゆったりとした時間の流れを満喫することができました。

 私的なことですが、ユーゲントのメンバーを武石に連れていかれたことをとてもうれしく思っています。都会の生活をしているメンバーに、私の大好きな武石の人の温かさや自然の恵みを肌で味わってもらうことができたと思います。参加者の一人が「こんなゆったりとしたところに住みたい。」と言ってくれたので、田舎の良さ、武石の良さを味わってもらえたと同時に、メンバーにとっては癒しの時間を過ごすことができたのだと思います。そして、私たちが楽しむだけではなく、本来の目的であった武石の皆さんにオーケストラの音楽を届けることができたと思います。これを機会に武石での文化の意識向上と村おこしの一環となっていただけたら幸いです。

 最後になりましたが、今回のプロジェクト実行に際しお世話になった、「信州せいしゅん村」むらおさの小林さんをはじめとする武石地域の皆さんに感謝の意を表し、「農村プロジェクト2008 in武石」の報告とさせていただきます。

農村プロジェクトの詳しい様子は写真館にアップされているのでそちらをご覧ください。

第1回農村プロジェクト@武石

参加した団員からは「とにかく楽しかった!またやりたい!」という感想が多く寄せられています。「音楽を与える側、与えられる側」という一方的な関係ではなくプロジェクトに関わった全ての人間が、お互いに様々な経験や楽しさを共有できる「幸福な関係」を築くことができたという事実こそが、今回の一番の収穫だったのではないでしょうか。

初めての試みが大成功に終わったことを本当に嬉しく思います。このプロジェクトを実現するに当たり協力していただいた全ての皆さんに感謝の意を表します、本当にありがとうございました。

by taxi


2008/10/12 02:32 | コメント(0)


 + 




---【Login】
copyright © taxi 2006 all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。