今年も当団のチェロ奏者を務めていたデザイナーの小池氏による定期演奏会のチラシが完成しました、既にいくつかの演奏会のパンフレットに挟み込まれているので目にした方もいるかと思いますが。この場を借りて改めて紹介したいと思います。

今回はラフマニノフの交響曲第2番に描かれた躁鬱激しい情緒を模したのでしょうか、途方にくれた人間が車窓から見た時の夕暮れのように私には見えました。
人によってはドビュッシーの小組曲の美しい水辺を思い浮かべるかもしれないし、サンサーンスの死の舞踏の不気味な世界に向かって夜の帳が降りてきたように見える人もいるかもしれません。見る人によって色々なイメージを想起させる非常に斬新なデザインだと思います。
本番まで練習も残り少なくなってきました、残りの期間で出来ることはすべてやって本番ではお客様が満足していただけるような演奏がお届けできるように団員一同頑張ってまいります。
by taxi