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ユーゲント日誌


戦慄の砂町 ~雨とダンスパーティーと私~ - 2006年11月19日
というわけで、今日は合奏練習でした。

今回の練習場は駅からかなり遠い場所でした、しかも冷たい雨が降りしきる中での移動だったので大変でした。これは試練だ!特にコントラバス!あの雨の中力強く歩み続ける姿はまさしく「勇者」でした。皆さん本当にお疲れ様でした!

やっとの会場に着くと、妙な達成感が込み上げてきました。遠かったけど確かに噂どおり素晴らしい施設でした。練習場に向かう途中、通りかかった部屋の看板を観たら…

ダンスパーティー会場

という文字が!中ではドレスアップした素敵なおじ様とおば様が、ロマンチックな音楽に合わせて踊っていました。これがいわゆる「舞踏会」というやつでしょうか、予想もしなかった光景に呆然とするユーゲント一行。でも、雨で冷え切った心が少しだけ温かくなったような気がします。(プラス思考)

さて、気を取り直して練習スタート。

雨ニモ負ケズ、ダンスパーティーノ音漏レニモ負ケズ…

今日も未完成とブラ1の合奏。未完成の方はかなり完成度が上がってきてサウンドとしての方向性も明確になってきたように思います、一人一人のポテンシャルの高さには毎回の事ながら指揮を振っていて感心してしまします。「完成した未完成」(矛盾してる…)を目指しこれからも頑張りたいものです。

ブラ1の方は音色や音の向かう方向(要は和声感)の統一を念頭に置きながら練習を進めてみました。今日の午前中に本番を行う文京シビックで法政オケさんのブラ1を聴きにいって色々と考えさせられて、とにかく「音色や音楽の向かう方向を揃えていかなければ…」という強い思いを持って今日の練習に臨んだのでした。

時に縦線がメチャクチャになっても、固執したように音色や音楽の向かう方向のことばかり言う今日の僕の指揮に疑問を覚えた方もいたかもしれません。でも「縦」は注意すればすぐに合わせられるものですが、「音色」は時間をかけないとコンセンサスが得られないものだと僕は考えます。

常に音が動き流れる音楽がこのオケでも作れたらいいなと思っています。昔、ある演奏会のパンフに寄せた挨拶の中で「昨今の日本のオケに聴かれる縦と音程を合わせることだけを価値としたような四角い音楽とは違ったものが作りたい」と書いたことがあったのですが、その思いは今も変わっていません。

練習の途中で気付いたんですが、今日来ていたのブラ1のヴァイオリンパートは全員大学オケの元コンマス・コンミスさんでした。ときどきアマチュアとは思えないようなもの凄く良い音がしてビックリする、これでお互いの音を殺すことなく生かせるようになったら面白いことになりそうです。目指せR☆Sオケ!?…冗談ですよ、げほげほ。(笑)

練習で疲れている所に待っていたのは、またしても冷たい雨と長い道のり…そして生まれた僕らの合言葉、「No more 砂町…ぐはぁ(死亡)」。さて、次回の練習は12月3日、次の練習場所は近いところなので色んな意味で気が楽ですね♪頑張っていきましょう。

by taxi
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2006/11/19 23:13 | コメント(0)






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