ベートヴェンの交響曲第2番を聴こう!
ということで、前回のエル1に引き続き書いてみることにします。こちらも作品については
ウィキペディアの記事がありますし、当日演奏会場で配布されるパンフレットにも解説が掲載されておりますので。今回も「聴く」ということに主眼をおいて進めていきます。
まずは入門編としてこの曲の一部を聴ける動画を紹介させていただきます。ベルリンフィルの比較的最近の演奏から、第1楽章と第4楽章を聴いてみましょう。どちらもニ長調アレグロの軽快で明るい曲調です、当時難聴に襲われていたベートーヴェンが書いたということを考えると深いですね。
【演奏】ジョバンニ・アントニーニ指揮/ベルリン・フィル
【曲目】ベートヴェン/交響曲第2番 第1楽章抜粋(提示部)
【演奏】クラウディオ・アバド指揮/ベルリン・フィル
【曲目】ベートヴェン/交響曲第2番 第4楽章抜粋(提示部)
どちらも日本人コンマスです。樫本大進さんはまるでソロのようなダイナミックな弾き方なのに、浮いた音が聞こえてこないところが巧さだし凄いところです。安永徹さんは皇帝のような落ち着きを持ちながら、音楽のツボは全部掌握してしまうような神経の細やかさ!圧倒されます。
二人とも対照的なタイプですがどちらもそれぞれに素晴らしいです。…って話が反れてすいません。
映像をみて「生で聴きたい!」と思った方は是非演奏会に足をお運びください。こちらもエル1よりは演奏頻度は高いですが生で聴ける機会は少ない作品なのでお見逃しなく!
by taxi
追記:「おいおい2&3楽章はどうした?」という方は続きをどうぞ。