演奏会まであと6日となりました!
今日は「マラ9を聴こう」特集で紹介した動画に頻繁に登場していた指揮者レナード・バーンスタインについて。この方はマーラーの交響曲を語る上で欠かせない音楽家の1人です。一般の方には映画「ウエスト・サイド・ストーリー」の作曲者といった方がピンとくるかもしれません。
バーンスタインが同じユダヤ系の作曲家兼指揮者であったマーラーと自分を同一視していたことは有名で、その作品について「自分で書いたような気がしてくる」と語っているほどです。そんな深い共感と共に残された録音群は不朽の名盤として今なお多くのマーラーファンに愛聴されています。
[参考リンク]
・バーンスタイン 交響曲全集(CD)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00000DI2T・バーンスタイン 交響曲全集(DVD)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000BDIY3Gマーラー作品の数多くの初演を指揮したブルーノ・ワルターが亡くなって以来、取り上げられることの少なかったマーラー作品を積極的に取り上げたことによりマーラーブームが起こり、日本の楽団もこぞって演奏するようになりました。
マーラー作品がここまで有名になったのは正にバーンスタインの功績といっていいでしょう。もっと大袈裟に言えば、バーンスタインがいなかったらユーゲントフィルが演奏会でマーラーを取り上げることもなかったでしょう。
今回はバーンスタインの非常に情熱的なマラ9のリハーサル動画を紹介します。46:17の音楽の頂点を迎えるところでバーンスタインのおへそがペロンと出る所に注目です。それからヴァイオリンのトップサイド(コンサートマスターの隣)に座っているのは若き日のライナー・キュッヒル、髪がフサフサでこんな所に時の流れを感じます。(笑)
◆バーンスタインのリハーサル
バーンスタイン指揮/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
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